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1830年から優れたミュルソーの白ワインを産むドメーヌがルーロ。現当主のジャン・マルク・ルーロ氏は40代のまさに油の乗り切った造り手で、2月末に来日されてお話する機会がありました。
「本当にミュルソー村に数多くの畑を所有されてますね。」
「ええ、父のギィ・ルーロの時代に畑を拡張できて、多くの畑をミュルソー村に持ってます。」
「あとブルゴーニュ・ブランも造られていますね?」
「えー、ミュルソーとの境界近くの3ヶ所の畑のぶどうから造ってます。」
「味わいもミュルソーに近くていいですよね。」
「ありがとう。」
「今日飲んでもらったのは07年が多くて、白としては酸もきれいでよく出来た年と思います。06年はやや過熟した年ですが、早めに飲めば美味しいと思いますよ。」
「09年の前評判は高いですがやはりそうですか?」
「まだ09年の判断は早いですが、今のところは素晴らしいと言えますね。」
「今まで造られたヴィンテージでは何年が気に入られていますか?」
「89年から造ってますが、96年が一番気に入っています。」
「レ・テッソンの畑にはクロ・デ・モン・プレジールという区画名がありますが?」
「わずか0,85haの畑ですが昔は庭園として憩いの場であった所で、ラベルに出ている景色もこの区画からミュルソーの村を眺望したところです。」
「ラベルを見てもなかなかきれいな所ですね。」
「ええ、ただモノポールという訳ではなくて、区画の80%を所有していますが、残りの20%はピエール・モレの所有です。ただし彼のところは他の区画のぶどうとブレンドしてワインを造っているようです。」
「樽はどこの会社のを使用されていますか?」
「ダミー社が近くて便利なのと、白ワイン向きかなと思ってます。」
「新樽の使用率はどのくらいですか?」
「大体15%−20%です。ただ皆さん新樽のことを聞きますけど、大事なのは残りの樽がどんな樽かなってことだと思います。」
「例えば残り全部を1年樽だと樽香が強くなり過ぎるとかです。だからいろんなヴィンテージを組み合わせています。」
「なるほど。」
「白ワインはもちろん マールやフィーヌも美味しいんですね。」
「ありがとう、実はオー・ド・ヴィを造るのも好きで例えばフィーヌは3つのヴィンテージをブレンドして12年くらい熟成しています。」
「そうなんですか。」
「ワイン造りにも参考になることが多くて、去年からフランボワースやペアのオー・ド・ヴィも造ってます。」
「皆さんに聞いている質問なんですが、ブルゴーニュ中でどの畑の白でも造っていいとなったらどこの畑のワインを造りたいですか?」
今まで一番多い答えはなぜかシュヴァリエ・モンラッシェでした。
「それはミュルソーのジュネヴリエールだよ。」
「えー、あそうか。著名な畑はすべて所有されているし、1級畑もジュネヴリエール以外はすべて所有していますね。本当にミュルソーっこですね。」
「あ、ははは。」
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